自分のニキビの種類を知って完全対策

ニキビの種類は、1種類ではありません。

さまざまなタイプのニキビがあります。自分が、どのタイプのニキビであるかを正確に理解していなければ、間違ったニキビ対策をしてしまう可能性さえあるのです。

それでは、ますますニキビを悪化させることになってしまいます。

ニキビの種類

ニキビの種類は、皆さんの予想以上に多いのではないでしょうか。

以下に代表的なニキビを挙げておきます。

・黒ニキビ

黒ニキビは、毛穴が黒くなって見えるニキビです。毛穴の入口で、皮脂が空気に触れることで酸化し黒くなるのです。小鼻などに出やすい黒ニキビは、悪化すると色素沈着などを引き起こすこともあるので、早めの対策が必要です。

・白ニキビ

白ニキビは、皮脂が毛穴から出ることができずに白く見えているニキビです。皮脂が空気に触れていないので酸化せず、黒くはなりません。皮脂の分泌量が多かったり、汗をそのままにしていたりということで発生します。この白ニキビは、毎日のスキンケアや洗顔で防ぐことができる可能性が高いでしょう。

・赤ニキビ

赤ニキビは、皮脂がつまっている毛穴が細菌によって炎症している状態のニキビです。皮膚が赤く腫れている状態なので、腫れがひどかったり、痛みがあったりする場合には専門医による治療が必要です。

・黄ニキビ

黄ニキビは、赤ニキビの状態が悪化し、膿を持っているニキビです。化膿ニキビとも言われ、炎症によって熱を伴うこともあります。この黄ニキビになってしまうとニキビ痕になることが多いため、ニキビ痕を残さないためにも、早めの治療が必要です。

ニキビが気になっていじったり、つぶしたりすると、そのニキビが悪化し、クレーター状になったり、ケロイドになったりする場合があります。

自分の肌にあっていないスキンケアや化粧品、またニキビになったときの対応などが適切でないと、ニキビを悪化させ、なかなか消えないニキビ痕を残してしまうことになります。

自分のニキビのタイプを知り、早急に対策をした方が良いかを見極めてください。

赤ニキビ、黄ニキビは、特に対策を急いだ方が良いでしょう。

このような時は、専門医などに相談するようにしましょう。

また日ごろからニキビを作らないケアや生活習慣が大切です。

最近は、ニキビ対策を行なう商品やサービスが増えてきました。

自分が納得できる商品やサービスを見つけ、ニキビを最初から作らない状態を作り上げることが望ましいのです。

スベスベの肌を目指して、頑張りましょう!

ニキビの原因を誤解している人がとても多い!

ニキビができるのは思春期だけ。

最近では、決してそうとは言い切れません。

大人になってからもニキビが出てくる人が本当に増えています。

ニキビの原因を考えるにあたり、ニキビがどのように定義されるのかを確認しておくことが、今後の治療にも役立ちます。

このコラムでは、ネット百科事典のWikipediaに書かれている「ニキビ」についてご紹介しておきましょう。

ニキビとは

Wikipediaでは、ニキビは、以下のように説明されています。

『ニキビは、皮脂を分泌する毛穴が詰まるところから始まる。詰まった毛穴の中に皮脂や角質がたまり、この状態が黒ニキビ(毛穴が開いて中味が見えている状態)または白ニキビ(毛穴が閉じている状態)と呼ばれるものである。

黒ニキビ、白ニキビの状態から赤いニキビを作り出すのは、皮膚の常在菌であるP.acnesと呼ばれる細菌である。この細菌は皮脂を好むため、詰まった毛穴の中で増加し、皮膚の中の炎症を引き起こすタンパク質を刺激する。このため、炎症が起きて赤くなったり、膿がたまって黄色い部分ができるという症状が出る。また、さらに進行すると、毛穴が破れて中味が流れ出し炎症が広がることもある。その場合は皮膚の深い部分を傷つけてしまうため、炎症が治っても痕(瘢痕・あばた)が残る場合が多い。』

(Wikipediaの「ニキビ」の項より引用)

毛穴が詰まることでニキビができ、皮膚についている細菌によって赤いニキビになっていくのですね。さらにひどくなると炎症を引き起こし、ニキビ痕が残ることになるのです。

それでは、どのような原因から、毛穴が詰まるのでしょうか。

その代表的な原因について考えてみましょう。

ニキビの原因

ニキビの原因は、いくつも要素が組み合わさることが多くなっています。直接的な原因もあれば、間接的な原因もあります。

・ニキビの直接的な原因

ニキビの直接的な原因として、毛穴から分泌される「皮脂」が挙げられます。

皮脂がサラサラした状態であれば、ニキビになりにくいのですが、ドロドロした状態であれば、毛穴から皮脂が出にくくなります。皮脂が出にくいということはさらに、その皮脂が毛穴付近に溜まり腐った状態になってしまいます。

ニキビの直接的な原因は、皮脂だけではありません。

毛穴の中で、ニキビの原因となる細菌が増えると、毒素を出し、毛穴の細胞を壊して、炎症を引き起こすことがあります。この炎症が、ニキビ痕を残す原因にもなっているのです。

このような状態であれば、ニキビが出来たとしても不思議ではありません。

これらの直接的な原因がわかっていると、毛穴に汚れがつまっていることが原因であると誤解しなくなります。女性が使うファンデーションの汚れ落としが不十分であるからニキビができると考えがちですが、必ずしもそれだけが原因とは限りません。いくら洗顔しても、顔のニキビが改善されないというケースもあるため、皮脂の質にも十分に注目した方が良いでしょう。

・ニキビの間接的な原因

ニキビの間接的な原因としては、さまざまな要素が考えれます。代表的な要素について、以下に挙げておきます。

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 便秘
  • 偏った食事
  • 不適切なスキンケア
  • 紫外線

現在社会では、どうしてもストレスが多い生活になっていることでしょう。仕事をしすぎて睡眠不足になることも決して少なくありません。便意があった時に、すぐにトイレに行けないという女性も多いでしょう。仕事を優先するためにコンビニのお弁当ばかり食べているという人もいます。自分の肌の特徴を十分に理解していないスキンケアでニキビを悪化させている人もいます。オゾン層の破壊によって紫外線が強くなっていることが影響している場合もあるでしょう。

肌を美しく保つことを、これらの要素が邪魔しています。

個人によって、影響している要素の数や組み合わせは異なりますが、これらが間接的にニキビに影響していることを理解しておきましょう。

自分がどのような原因の組み合わせで、ニキビを悪化させているのかは判断がむずかしいかもしれません。

専門家に、きちんと相談した方が良い場合もあるでしょう。

自分にあったニキビ対策品を見つけることが必要な場合もあるでしょう。

このサイトを訪れたのですから、ニキビを悪化させる前に、今から何らかの行動を起こすことをお薦めします。

ニキビの状態が悪くなればなるほど、美肌への道のりが険しくなります。

あなたの肌が早くスベスベになりますように!